プロジェクト概要
Yuj Yoga Rebalance Wellbeing Lab は、
地域における「心・体・感情」の不一致(内側と外側のズレ)が
行動・選択・人間関係・生活の質に与える影響に着目した、
ウェルビーイング実装プロジェクトです。
相談窓口や支援制度が整っているにも関わらず、
「動けない」「相談に行けない」「本音が出せない」
という現場の声は少なくありません。
本プロジェクトでは、
その背景にある“内側のエネルギーの状態(気力・感情・余裕)”を整えることで、
行動の一歩を生み出し、地域の健幸づくりに貢献する仕組みを研究しています。
背景:なぜ人は動けなくなるのか?
地域活動や支援の現場では、
次のような声が繰り返しあがっています。
- 「相談に行くほどではないが、ずっとしんどい」
- 「行動したいが、そこまでの気力が残っていない」
- 「支援したいと思っても、心身に余裕がない」
- 「本音を話すのが怖くて、つい取り繕ってしまう」
- 「疲れがたまって、誰にも言えないまま限界が来る」
制度や制度資料は揃っているのに、
“動き出しの一歩” が生まれない。
ここには、
「心・体・感情」が整わないまま、行動しようとしているズレ
が存在します。
このプロジェクトが見つめている課題
① 心の余裕がなくなると、行動は止まる
やる気・判断力・相談の一歩は
“気力の残量” に強く影響される。
② 身体のこわばり・冷え・呼吸の浅さが、気分にも影響する
身体が緊張すると、思考も感情も固まりやすくなる。
③ 本音を言えない環境では、SOSも遅れる
「どう思われるか」が気になり、早期相談が難しくなる。
④ 支援側も“余裕のなさ”を抱えている
介護・子育て・支援職など、
本来は支える側の人が疲弊している構造もある。
Yuj Yoga Rebalance Wellbeing Lab のアプローチ
本プロジェクトでは、
「心・体・感情を同時に整える」 というアプローチを採用しています。
特に重要なのは、
① 身体からのアプローチ(ゆるめる・巡る・静まる)
短時間でできる身体の動きで、
緊張を抜き、呼吸を整え、頭のざわつきを鎮める。
② 感情へのアプローチ(気持ちの滞りを知る)
イライラ・不安・落ち込み・疲れ…
感情は“動けない理由”を教えてくれる重要なサイン。
③ 思考の静まり(今ここに戻る)
動けない背景には、多くの場合「思考過多」がある。
身体と呼吸を整えることで、思考と気持ちの速度を落とす。
この3つを土台に置くことで、
相談・行動・コミュニケーション・選択が自然にしやすくなる状態を育てます。
ぐるぐる体操™が果たす役割
本プロジェクトの中心となるのが
**ぐるぐる体操™(短時間セルフケアプログラム)**です。
- 1回2〜10分
- 椅子でも立位でもできる
- 運動が苦手な方・高齢者でも実施可能
- 覚えやすく継続しやすい
- 心と身体の“両方”に働きかける構造
3フェーズ構成
- ゆるめる(緊張の解除)
- めぐる(呼吸・血流の促進)
- 静まる(思考と感情の速度を落とす)
「何かを頑張る」のではなく、
整った結果として、動きやすくなる人を増やすことが目的です。
プロジェクトの最終目標
① 早期SOSを出せる社会をつくる
しんどさを「小さいうちに」扱える仕組み。
② 心と体を整える“日常の技術”を普及する
家庭・学校・地域・企業など、どこでも実施できる形にする。
③ 健康寿命の延伸・医療費削減へ貢献
不調の前段階でケアすることで、
地域の負担を軽減する新しい予防モデルにする。
④ 支援の現場が疲弊しない仕組み作り
支援者自身がまず整うことを可能にする技術。
今後の展望
- 研究機関との共同研究(自律神経・血液・脳波など)
- モニター研究の継続
- 東広島市の健幸プロジェクトとの連携
- 子育て支援・介護予防への活用
- 企業研修への導入
地域に根ざしながら、
「心・体・感情を整える技術」の社会実装を
より多くの場へ届けていきます。